チェックポイント、RFIDラベルメーカーとして初めてNXP製UCODE 9チップでARC認定を取得

2021年6月28日

小売業向けRFIDソリューションのトータルサプライヤーであるチェックポイントシステムズ社は、NXP製の新ICチップ、UCODE 9を搭載したインレイでは初めてとなる米オーバーン大学のARC認定を取得しました。これにより、技術革新への取り組みを改めて示しました。

このエキサイティングな発表は、市場で初めてImpinj M700チップを搭載したインレイでARC認定を取得したニュースに続くものです。チェックポイントは業界に新しいスタンダードをつくることで、世界中の小売業での在庫可視性の向上、コスト削減、パフォーマンス向上、全体的な収益性向上を可能にします。

高性能

新しいVortex U9は、Vortex U8と同じARC認定(Spec GKQ)を提供するほか、Spec Nの要件を満たしている点でさらに進化しています。

小売サプライチェーンのあらゆる局面において、VortexU9の読み取り感度、書き込み感度向上のメリットをもたらします。読取距離が11%増加することで、タグが密集している状況でも、まばらな状況でも、在庫棚卸にかかる時間を削減します。また、小型のRFIDラベルとRFID防犯ゲート(PoE)またはロス対策システムとの適合性を向上します。書き込み感度の大幅な向上は、ソースタギングや一括エンコードの際、箱内の密集したラベルをエンコードするのに役立ちます。

最後に、新しいVortex U9は、サステナビリティにおいて小売企業に付加価値をもたらします。 NXP製UCODE 9 は前モデルより18%小さく、CO2排出量を個々のICベースで削減します。

チェックポイントシステムズのバイスプレジデント、Scott Mitchell-Harrisは、次のようにコメントしています。

「過去数年間わたり、チェックポイントが製造施設に対して行った投資は明らかです。市場をリードするラベルの設計を提供するために、当社には新しいアイデアを持って最新技術を絶えず模索する、最も才能のある開発チームの1つがあります。」

チェックポイントのVortexシリーズは、店舗での実地棚卸、およびRFIDの防犯ゲートにおいて、高度な読み取り性能を提供します。VortexはISO18000-6Cに準拠しています。エンコードおよび印刷することにより、複数の形式(RFID EPCグローバルプロトコル、バーコード印刷、人が読めるテキストなど)でEPCデータを伝送できます。

チェックポイントシステムズ社について

チェックポイントシステムズ社は、小売業向けにRFおよびRFIDを提供するソリューションプロバイダーです。テクノロジーの進化によって消費者の需要が加速している中、チェックポイント社はいつでも、どこでも、小売環境に透明性と効率性をもたらす、インテリジェントなソリューションを提供します。

ソフトウェア、ハードウェア、ラベル、タグ、およびクラウドベースのコネクテッド・ソリューションなどのユニークな提供を通じて、サプライチェーンと店舗全体でリアルタイムでの直感的なデータを提供することで小売業の業務と効率を最適化し、収益性の向上とカスタマー・エクスペリエンスの向上を実現します。チェックポイント社のインテリジェントな小売ソリューションは、50年にわたるRF技術の専門知識、革新的なハイロス対策およびロス防止ソリューション、市場をリードするソフトウェア、RFIDハードウェア、ブランド向けの包括的なラベリング能力に基づいて構築されており、商品を製造時点から店舗の棚に至るまで保護、トラッキングします。

CCLインダストリーズ社について

CCLインダストリーズ社は、特殊ラベル・包装ソリューションにおける世界的なリーディングカンパニーです。グローバル企業から小規模ビジネス、また一般消費者向けに商品を提供しています。世界各地に180の生産設備を展開し、約21,000人の従業員を有します。本社はトロント(カナダ)およびフラミンガム(米マサチューセッツ州)にあります。